PARISから手紙が届いた。
このSNSの便利な時代に、連絡も含めてずっと手紙でやり取りをしています。
早くて1週間くらいで返事が届く、そんなやりとりのペース。
封を開けるとパリの香り。
”元気でご活躍の様子、うれしいです”
こんな他愛のない文章も、手書きの文字とパリの香りとともに届いて、
とびきり特別なものになる。
もともと手紙が大好きな私ですが、いわゆるSNSなどのメッセージツールが増え、
あっちこっちとNet経由のメッセージが増えている今日この頃。
追われているという感じの方が正しいかなぁ。
もちろん手紙をやめたわけではないし、書いているのだけど、
以前に比べると減って来たなぁって。
そんな中で、画家の彼女はmailをしてらっしゃらないのもあって、
ずっと変わらず手紙で時々やり取りをしているのです。
パリのアパルトマンの一室、
油絵の道具、油の香り広がるアトリエに泊めて頂いたことが懐かしく、
いつ壊れてもおかしくないエレベーターに乗るのが楽しかったことを思い出す。
壊れて止まったこともあったか(笑
そんな記憶も一瞬で蘇らせてくれる一通の手紙。
いつも素敵な封筒やハガキで手紙を送ってくれる彼女。
時々封筒手作りじゃないかな?ってのもある。
今回はまた個性的な封筒とハガキできたなぁ。って。
ポスト開けたときの喜びったら!
私からは今回どんなのにしようかなぁ、
切手どれにしようかなぁ、って考えてまた返事を書く。
ちなみに私は今回切手をいっぱい封筒に貼って返事を出しました。
”PAR AVION”
と書くのが毎回、
”行ってらっしゃい”
みたいな感じ。
相手を想っているいる時間がうんと詰まった手紙ってやっぱり特別ですね。
一言でもいいから、手書きの手紙を送ろう。
世界中どこへでも心繋いでいこう!
MIKI